

大手水道修理会社の修理費用が高くなる理由とは?

もう60年近く生きていて、何度か水道に関する修理をしてもらったことがありましたが、私の中では水道修理にかかる料金は作業する人数と修理にかかる時間で大体決まっているという認識でした。
そのことを家に来てくれた業者のスタッフさんに伝えると、我が社では作業の項目ごとに細かく値段が決められていて、提示した金額はそれに照らし合わせたものですと言われてしまいました。
水漏れは今も続いているので早めに修理をしなければいけないのですが、その説明に納得できなくて友人にどこか安く作業をしてくれる修理業者がないか尋ねてみると、大手の水道修理会社はどうしても値段が高くなるから、全国展開していない地元密着の小規模な水道修理業者に依頼するようにとアドバイスされました。
それに、今ではネット上に広告を出していたりホームページを持っていたりしている水道屋の中にも悪徳業者が混ざっているから気をつけるように言われたのですが、それは本当なのでしょうか?どうして大手だと修理費用が高くなってしまうのでしょうか?

従業員の多さと宣伝広告費の高さが大きな要因となっています
個人経営の場合は、自分が生活するだけのお金を稼げば商売は成り立ちますが、大手には作業スタッフ以外にも、オペレーターや事務員、営業職、管理職などたくさんのスタッフが在籍していて、その人たちの給料はお客さんが払ったお金で賄われています。
大手では、宣伝広告費に多額の経費をかけていることも、修理代が高くなる大きな要因です。全国放送のテレビCMを出すには、数千万円単位の費用が必要で、その分を修理代から回収しなくてはいけません。
誰もが知っているようなCMを出している会社に依頼する場合は、それなりの費用がかかることを覚悟しなくてはいけません。
少し前までは、インターネット上にホームページがあれば悪徳業者ではないという判断ができましたが、今では誰でも簡単にネット上に広告などを出せるようになっているので、業者選びには細心の注意を払う必要があります。